【パワーメーターとは?】難しい用語無しで良さを解説するよ
馴染の無い方にはパワーメーターの存在は未知だと思います。
サプリや、フレームと違って、
何で必要なのか分かりづらい機器だと思います。
何故パワーメーターが素晴らしいか?
結論から言うと、
環境に左右されず努力(パワー)が分かる
と言う事です。
それによって、
- 適切なダイエット管理ができる
- トレーニングプランが立てられる
- 休息日の目安が立てられる
等が分かります。
詳しくは下記に解説します。
パワーメーターが有難い理由を解説
パワーとは?
そもそもパワーメーターは何を数値化してるのでしょうか?
シンプルに言うとパワー(仕事率)を表す機器です。
ペダルを踏むとパワー(w)の数値がお持ちの機器に表示されます。
数値が見えると何が分かるの
- 体力の限界
- 一瞬で出せる力の最大
- 回復までの日数
- ライバルとの比較
ざっくり上記のような事がわかります。
でも、これってパワーメーターが無くても分かりそうですよね?
今までの物差しは間違っていた
よく、「何キロのったよ!」「何時間乗ったよ!」と、
距離と時間は比較に使われますね。
ところがどっこい、
距離と時間は強さと相関関係であり、
正確ではありません。
例えばあるローディーが2時間走って来たとしましょう。
一般の人からすると凄い時間です。
しかし、2時間を時速20km/hで走る人も居れば、
30km/hで走る人も居ます。
坂や風で変わる
合わせて坂の多いルートや、
風が強い日だと同じ時間走っても距離は変わってきます。
パワーメーターなら可視化される
坂や風、速さ、全ての要因を合わせて、
アナタの頑張りはこの位の数値なのよ!と、教えてくれるのが、
パワーメーターなのです。
いつも、通勤で走っている道でベストタイムが出たとしましょう。
その日は猛烈な追い風。
実際には力がパワーアップしていなかったのに記録更新。
しかし、それだと大会に向けて少し不安も残ると思います。
パワーメーターなら安心して信じられますよ。
パワーメーターのポイントと利用例
機器の選ぶポイントは?
初めてパワーメーターを購入する際、
大事なポイントが分かりづらいと思います。
個人的に特に大事なポイントは4点だと思います。
- パワー精度
- 値段
- 耐久性
- タイプと片脚or両足
パワーの精度
数値がずれていると、
ライバルとの比較がしづらくなります。
値段
パワーメーターも値段は高いものだと数十万以上かかります。
高くても、自分に合ってなければ意味がないし、
難しいところですね。
耐久性
パワーメーターは割とデリケートな製品になります。
製品や形状によって耐久性はまちまちです。
タイプと片脚or両足
パワーメーターもペダルやクランク等
取付場所が様々です。
合わせてペダリングや脚力の左右差が気になる方は、
両足計測も視野に入ってきます。
↑写真は両足計測タイプのパワーメーターです。
ダイエット
スマートフォンや万歩計の中には
カロリー計算できる機器があると思います。
その機器の多くは距離や歩数でカウントしているため、
目安としてのカロリーが表示される物も多いはずです。
坂を歩いたり、風が強いと変わるよね。
体重も人それぞれ。
*機器によっては設定で調整できるモノのあります。
パワーは物理的な言い方をすると「仕事量」で出力されます。
歩数(又は自転車だと距離)と仕事量、
どちらが正確かは明白ですね。
なので、相対的な数値よりも正確なカロリーを見ることができます。
*といえども、完全に正しい数値が出るわけではありません。
アプリで食事のカロリーと、
1日の消費カロリーの収支計算をされている方は多いと思います。
その点、パワーメーターなら
消費カロリーを正確に近い数値で出せるはずです。
トレーニング
上記でも少し話しましたが、
環境に振り回されないトレーニングができます。
それにより下記の事が分かるようになります。
大事な記録が分かる
向かい風でタイムが出ない日でも、
パワーメーターの数値を見れば今までの最高記録が。
普段いつも走っている道のタイムが悪くても、
必要な数値が取れると安心できますよ。
経験値が数値化される
パワーメーターを始めると、
数値化により経験値的な数値を見ることができます。
詳しい説明は割愛させて頂きますが、
ドラクエ経験値のようなポイントが溜まるので、
モチベーションUPにつながります。
休息日も分かる
今まで感覚でトレーニング休みを決めていた方も、
科学的な根拠をもとに休みを作る事ができます。
もしかして疲れていると思い込んでいるだけなのでは?
と、悩んでいた方には朗報だと思います。
マトメ
パワーメーターは使ってみるとトレーニングに応用の効く製品です。
- 適切なダイエット管理ができる
- トレーニングプランが立てられる
- 休息日の目安が立てられる
等々使い方は色々出来ます。
今回は、初心者向けに書きましたが、
レースでのトルクのかけかたや、
長期的なプランの指標等応用した使い方はまだまだあります。
みなさん、興味があれば是非一度パワーメーターを
お手にとってみて下さい。