【レース前に調整失敗】ダイエットのやり過ぎ?力が出なくなる前に読む記事
冬からレースに向けて体重を絞ってる
ローディーの皆さん、
痩せ過ぎて身体に力が入らなくなっていませんか?
- レース中に思った力が出なかった
- 心拍数が上がりづらい
- 仕事中無気力になる
- 風邪を引きやすい
ついついレースも減量も本気やってしまうあまり、
目的が「勝利→ダイエット」に、
変わって居る方必見の記事です。
これからのシーズン、ベストを出し切るために、
一度、自身を見直して見ましょう♪
何故ダイエットしすぎると力が出ないのか?
こんな症状あったら要注意!
昔36人が半年間1日の摂取カロリーを
1570kcalまで抑えて身体の変化を試した実験がありました。
症状としては、
- 体温が下がり、寒気を覚える
- 心拍数が下がり1回排出量が減る
- 血圧が下がる
- 倦怠感を覚え集中力が欠如する
- 身体活動が不活発になり免疫力が落ちる
- 基礎代謝も下がる
- 爪が割れ髪の毛が抜ける
被験者はこんな症状が出たようです。
上記の実験は歩行運動もしていた為、
極端な事例になるかもしれません。
しかし、同じような症状や一部でも心当たりが
ある人は居ると思います。
飢餓モードになって栄養が届かない
実験で分かることを蒸気機関車に
例えるとこうなります。
石炭(栄養とカロリー)の供給がたりなくても、
止まる事が出来ない機関車。
大事なパーツを削り、
細身でも何とか走ってる状態になります。
人間だとカロリーと栄養が足りなくても、
命を止めるわけには行きません。
基礎代謝を落としても、
生きることを優先します。
身体は設定より体重を下げたくない
身体はエアコンの設定値のように、
一定の摂取カロリーを下回ると、
飢餓モードに入ります。
そうなると、
命を優先するため
レースをしてる場合ではなくなる訳ですね。
参考にした著書:トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダより
今回は、ファスティンダイエットや
ダイエットがうまくいかない理由について、
詳しく書いてある著書
「最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ」
より、多数引用させて頂いております。
低炭水化物ダイエットがあるのに、
先住民族は毎日同じ穀物を
食べていても何故太らないのか?
等々、普通のダイエット本には書かれていない内容を
詳しく書いてダイエット参考になる良書です♪
下の2冊は今回引用していないですが、
ファスティングや糖尿病についてより詳しく書かれているそうです。
トロント最高の医師が教える 世界最強のファスティング
トロント最高の医師が教える世界最有効の糖尿病対策
引用:最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ
ジェイソン・ファン. トロント著 株式会社サンマーク出版
折角の努力を無駄にしない為に
痩せ過ぎているかは体重で分からない
上の項で、
身体の設定値(ホメオスタシス)があると書きました。
しかし、コチラの値
- ホルモン
- 満腹因子レプチン、
- インスリン抵抗性
諸々要因があり、
年齢や日々の活動により変わるし改善もされます。
なので適正な体重を見極めるのは難しいですが、
下に書いてある症状と照らし合わせ
身体の声を知る必要がありあす。
- 体温が下がり、寒気を覚える
- 心拍数が下がり1回排出量が減る
- 血圧が下がる
- 倦怠感を覚え集中力が欠如する
- 身体活動が不活発になり免疫力が落ちる
- 基礎代謝も下がる
- 爪が割れ髪の毛が抜ける
「心拍数が下がり1回排出量が減る」
と書籍にも書いてますが、
痩せ過ぎると走行中力が出ない原因は特に心臓の影響が
大きいのかも知れませんね。
ただし、安静時心拍数はトレーニングを詰むと
低くなる傾向にもあります。
どちらで、下がっているか見極めも重要になります。
本番の1週間後がベストコンディション
上記症状もさることながら、
こんな経験ありませんか?
体重を落とすまいとレースに向け必死に体重を整え、
いざ本番へ。
しかし、結果は散々な事に。
悔しくてどか食いした翌週、
近所の山を登るとなんとベストタイムが、、、
体重の設定値はドカ食いした後が
正解だったのかも知れません。
あくまで、身体は不思議なもの。
グリコーゲンローディングや、その他要因、、、
ホメオスタシスだけが原因ではないかも知れません。
目的がダイエットになってない?
ダイエットは辛く、
今までの頑張りからレース前に
食べる量を増やす方向転換は辛いと思います。
しかし、厳しいことを言います。
目的がダイエットに変わっているなら、食べるべきです!
いつの間にか、
レースでタイムを目的にしてたのに、
身体を絞ることを優先するあまり、
「力が出ないけど痩せ無くちゃ」
と思っている方も多いはず。
人は認知やバイアスの生き物。
目的が気が付かないうちに
変わってしまうことは往々にあるのが自然です。
とはいえうまくいってる人はそのまま続けよう
ここまで、ダイエットし過ぎの危険性について書きました。
しかし、それはあくまで一元論。
過去の経験から上手くいく人もいるわけで、
自身の経験や身体の声に耳を傾け、
自身に取ってのベストを見極めるのが正解です。
あくまでやり過ぎは要注意ということですね。
まとめ
ダイエットをしすぎて、
レース前にコンディションが落ちそうな方は、
今一度、自身の身体の声に耳を傾けましょう。
- レース中に思った力が出なかった
- 心拍数が上がりづらい
- 仕事中無気力になる
- 風邪を引きやすい
等々、簡易なところで上の症状があれば
要注意です。
折角、レースに向けて絞った身体を
無駄にしないよう
ベストコンディションで挑めればと思います(^^;