【(タックス)Tacx neo 2t smartレビュー】超長期使用でのインプレ
![](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2023/10/Tacx-Neo-2T.jpg)
長年使っていたのに tacx neo 2t smartの記事を書いて無いことに気づきました。
先日、激しい蹴りによるリンチトレーニングに耐えつつ
天寿を全うしたので記事にしたいと思います。
![](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2023/10/Screenshot_20231020-063147-227x300.png)
なので、浅いレビューより
ニッチな話題を提供できると思います。
以下ぜひ御覧ください!
![](https://verandahathletic.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
tacx neo 2tの良い点悪い点(メリット・デメリット)
良かったポイント
圧倒的な静寂性
マグネットとコイルによるブラシレスモーター構造のお陰で、
ほとんどのスマートトレーナーにあるはずの
ベルトが無い tacx neo 2t。
その恩恵で圧倒的静寂性を可能にしています。
![あさると君](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2022/11/36e01b6a911839afb3b9173391df296c.png)
地獄のトレーニングによる本人悲鳴の方がうるさいです。
リアルな走行感
ライドフィーリングは他のローラーと比べてかなり良いです。
好みはありますが、固定ローラー・3本ローラー・その他スマトレ、
色々試しましたが負荷のかかり方や左右への揺れは割りと自然です。
3本ローラー未満、固定ローラーより圧倒的に良いと言った感じでしょうか。
ストイックなパワー測定
パワー測定はかなりストイックです。
クランク式のパワーメーターと比較してかなり低くでます。
(ごめんなさい、壊れて測定できない&デュアレコデータ残してないorz)
![あさると君](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2022/11/36e01b6a911839afb3b9173391df296c.png)
ベルトのロスもなくある意味、一番正確なのかもしれません。
気になるのは5秒ごとに15w近く振幅を繰り返します。
こちらは参考に
ZWIFTInsiderの記事より比較出力になります。
![](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2023/10/image-4.png)
ZWIFTInsider Review of the Tacx NEO 2T より引用
https://zwiftinsider.com/tacx-neo-2t-review/
圧倒的耐久性
TacxNeo2Tの耐久性は私が保証します!
![](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2023/10/Screenshot_20231020-100318-998x1024.png)
- サイクルハウス
- 普通の屋外
- 密林、、、等々
あらゆる過酷な環境で2~3年という長きに渡り、
耐えてくれたスマートトレーナーは中々ないと思います。
![あさると君](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2022/11/36e01b6a911839afb3b9173391df296c.png)
個人的感覚ですが、頭のネジが外れてるローディーの
トレーナー生存年数は大体2年位のイメージがあります(自己比)
キャリブレーション(ゼロ調整)がいらない
これは地味に嬉しい機能ですが、
キャリブレーションが必要ありません。
トレーニング前に忘れがちなキャリブレーション。
忙しい朝のトレーニングも安心です。
海外通販サイトで返品保証に対応してくれた
実は煙を吹くまで踏み壊した時以前に破壊した事があります。
割りと大雨の日に通勤前にZWIFTをしていた時の事です。
- スマトレって汗に強うそうだなー
- てか、防水の可能性あるんじゃ!?
- よしっ、体熱温度を天然のシャワーで下げよう(脳筋)
![](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2023/10/Screenshot_20231020-063058-228x300.jpg)
未来よりも負荷が欲しいホモ・サピエンス的発想により
壊れました。
ただ、その後海外通販購入先に連絡した
なんと軌跡の返品保証を受けられる事に!!
感謝しかありません。
家庭の財布も安心。エコ自家発電システム
Tacx Neo 2Tの凄さはコンセントからの電源がいらないことです。
そう、自家発電なのです!
己が電子レンジの如く出力を出すとパワーが出力されます。
(後述する、路面再現もしてくれます)
家庭の電源と食費を貪るアンチエコシステムな
我々ローディーにとって
自家発電は妻も喜ぶ神仕様でしょう。
(月50円位?)
屋外に運びやすい
上記で記述した電源がいらないメリットのおかげで、
あらゆる場所でスマートトレーナー式のローラー練習が可能です。
ただし、、、、
微妙だったポイント
重い!
メーカー公称値21.5kgは伊達じゃありません。
屋外持ち運びは割りと苦労しました。
車から降ろす時、
本体を守るためKUREの6-66(5-55ではない船舶用スプレー)を
びっしりつけたのが仇となり、
毎回下ろす度服が汚れる不安にかられていました(多分服は着ている)
軽ければ抱きかかえる必要ないですね。
因みに、初代はKURE6-66をボディーに付けていませんでした。
比較画像置いておきます。
![](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2023/10/Screenshot_20231020-063147-1-774x1024.png)
![](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2023/10/Screenshot_20231020-101157-792x1024.png)
パワーに合わせて光る機能は、、、いらない(特にサイクルハウス)
TacxNeoは自家発電で光ります。
この機能、、、、正直ベランダや室外ZWIFTERにとって、
邪魔です。
サイクルハウスの隙間から怪しいLED光が漏れてる姿は
一種のホラーでしかありません。
![](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2023/10/Screenshot_20231020-101601-300x229.jpg)
路面フィーリングを再現してくれるが
ZWIFTのコースは時々荒れた路面を走ることがあります。
TacxNeoには荒れた路面を振動で再現してくれる機能があります。
一見、リアルライドに近い感覚を再現してくれて最高と感じますね。
いらない。
ZWIFTのレースで振動は邪魔です。
まして、室外でブルブルふるえるスマートトレーナーは
一種のホラーでしかありません。
ちょっと(?)お値段が高い
TacxNeo2T最大の鬼門は値段です。
ざっくり10万後半から20万台が相場だと思います。
機能性は最高なので、
ガチでトレーニングしたい方にはオススメです。
安価に初めて見たい方には他の安価なスマートトレーナーから、
初めて見るのも良いと思います。
または海外通販を時々確認するのもオススメです。
![](https://verandahathletic.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
セットアップやその他機能について
セットアップは割りと容易
Tacx neo 2Tは最初の組み立てはそこそこ容易です。
スプロケットとエンド幅に合わせてスペーサーを入れれば完了します。
ただし、スプロケットをつける工具が必要なので注意です。
(なければ購入かショップにお願いしましょう)
![](https://verandahathletic.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://verandahathletic.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![あさると君](https://verandahathletic.com/wp-content/uploads/2022/11/36e01b6a911839afb3b9173391df296c.png)
上記の工具と合わせてモンキーレンチも必要になります。
製品仕様
電源 | 110-240 V |
パワーインジケーター | マルチカラーLED |
無線インジケーター(ANT+/BLUETOOTH) | 2LED |
ギア比 | チェーンリングのセットアップ:最大3つのスプロケット、スプロケットあたりの歯数は22~53の間で調整可能、背面カセット:リアカセット:最大12個のスプロケット、スプロケットあたりの歯数は11~40の間で調整可能。 |
Q-ファクター | 147 mm |
最大負荷 | 2200 W |
シミュレーション可能な最大勾配 | 25% |
下り坂のシミュレーション | |
最大トルク | 88 Nm |
最大ブレーキ力 | 260 N |
フライホイール | 仮想 |
慣性質量 | 設定値により125kgまで可変 |
キャリブレーション | 不要 |
設置面積 | 575 x 750 mm |
高さ | 55 mm |
重量 | 21.5 kg |
ワイヤレス通信 | ANT+、BLUETOOTH |
操作元 | スマートフォン、タブレット、ANT+バイクコンピュータ、スタンドアローン、ANT+アンテナを介したコンピュータ接続 |
出力 | スピード、ケイデンスセンサー 、パワー |
読み出し先 | スマートフォン、タブレット、バイクコンピュータ、ANT+アンテナを介したコンピュータ接続 |
測定精度 | 1%未満 |
標準付属品
- 本体
- 前輪サポート
- ロードバイクとマウンテンバイクのクイックリリース(5 mm)
- SHIMANO / SRAMフリーハブ
- アダプターセット付きのダイレクトドライブクイックリリース(142 x 12mmおよび148x 12 mm)
- 1か月のTacxプレミアムソフトウェア
GARMIN Tacx NEO 2T Smart 公式紹介ページ
https://www.garmin.co.jp/products/intosports/tacx-neo-2t-smart-trainer/#inTheBoxTab
まとめ
Tacx neo 2tは、その機能性と耐久性から多くのサイクリストに選ばれているスマートトレーナーです
。いくつかのデメリットはありますが、その性能を考えれば納得の価格。
本気で楽しみたい初めてのスマートトレーナーとして、
または次のステップアップとして、Tacx neo 2tは強力にオススメできる一品です。