バロックギってどうなのかな?

先日家の整理をした際、
赤丸い手裏剣のようなシルエットが入ってる薄い色の袋を発見。なんだろと見てみるとバロックギアじゃないか。
懐かしいな~、、、よしメ〇カリで売ろう!
と、久しぶりに出会った瞬間アリーヴェデルチ(さよなら)したわけですが、
悪かろう製品ではありません。
本日はそんなバロックギアのインプレになります。

個人的な主観が多分に入ってるので、あくまで参考でお願いします。

バロックギアのメリットとデメリット
そもそもバロックギアとは?
バロックギアとは、丸い普通のギアとは異なり、
楕円形状で独特の形状をしたギア のことを指します。
代表的なものとして、ROTORのQ-Rings、O.SYMETRIC、そして最近ではAbsolute Blackなどがあります。これらのギアは、ペダリング効率の向上を目的として開発されているようです。
本当に効果あるの?
バロックギアを導入するにあたって、気になるのはやはりその効果ですよね。各メーカーやインプレで拝見する効果は、主に以下の通りです。
- ペダリング効率の向上: デッドスポット(ペダルが上下死点付近にある状態)でのトルクを増加させ、スムーズなペダリングを実現。
- 膝への負担軽減: ペダルに力をかけるタイミングを最適化することで、膝関節への負荷を軽減。(反対に悪くなる可能性もある?)
- パワー出力の向上: 効率的なペダリングにより、より少ない力で高いパワーを生み出せる。
と言うような事をこれらの効果は 個人差が大きく、またライディングスタイルによっても感じ方が異なる というのが正直なところです。実際に、バロックギアを導入して劇的な変化を感じる人もいれば、あまり効果を感じられない人もいます。
実際に使ってみた感想(メリット)
バロックギアを使った正直な感想は、
踏み込む位置にトルクをかけやすくパワーの上限を上げることはできた気がします。
バロックギアの角度によって変わってきそうですが、自分の使っていた90℃は、
ちょうど踏み込む位置とマッチしていました。
ダンシングと特に相性がよくグングン進んでいく感じが気持ちよいです。
膝への負担もマッチしていたら軽減される気がします。
じゃあなんで外したの?(デメリット)
と、突っ込みたくなりますよね(笑)
理由は二つあります。
チェーンが落ちる確率が少し上がった気がする
楕円という特性上、新円よりも落ちる可能性が上がります。
実際、極端に落ちたというわけではないです。
ただ、2回ほど落ちた経験をした後下記のような不安が芽生えました。
本番のラスト、一番踏み込むタイミングで万が一落ちたら?
ペダリングをきちんとすれば問題ない?
そもそも、ペダリングを真円で極めればいいのかも?と、楕円を使って思い始めました。
実は楕円に逃げてるんじゃないか。
試してみる価値やもっておいて損はないと思います
上記でメリット・デメリットを書きましたが買ってみる価値はあると思います。
メルカリで売ったのも、私が家にモノを置きたくない人ってだけなのでご安心ください(育児で本番でない&1年使ってないモノは売る事に決めてる独自ルールのため)。
バロックギアをおススメする人と注意点
バロックギア、どんな人におすすめ?
バロックギアは、以下のような方におすすめです。
- ペダリング効率を向上させたい人
- 人とは違う、個性的なバイクに仕上げたい
逆に、以下のような方には、あまりおすすめできないかもしれません。
- 真円ギアに慣れ親しんでいる
- 見た目の変化を好まない
- チェーン落ちが心配な方
- コスパ重視 (バロックギアは一般的なギアよりも高価なことが多いです)
導入前の注意点
- 変速性能が落ちる可能性がある: 特にフロントディレイラーの調整がシビアになります。場合によっては、チェーンリングの歯数を変更する必要があるかもしれません。
- 慣れるまで時間がかかる: 独特のペダリングフィールに慣れるまで、違和感を感じる方もいるかもしれません
- 対応しているか確認が必要: 使用しているコンポーネントによっては、取り付けできるか必ず確認しましょう。
まとめ
バロックギアは、真円ギアと違い独特なペダル感覚をもたらしてくれます。
相性があえば良きパートナーとなるかもです。
少し値段はかかりますが、
購入を悩んでいる方は一度試してみる価値はあると思います。