【インプレ&比較】OGK KABUTO AERO-R2 が R1 を超えてきた

こんにちは!おがくずです。
いよいよ決戦の地、富士ヒルが近づいてきましたね!皆さん、トレーニングは順調でしょうか?
もちろんトレーニングも頑張っているんですが、やっぱり新しい機材はテンション上がりますよね。とはいえ、今回の富士ヒルは普段通りを意識する!と、思い普段より費用は抑えめです・
だけど、一つだけ安全のために新調したのがこちら
OGK KABUTO AERO-R2

以前、R1を使って満足していたのですが新調しました。
富士ヒル本番前に使ってみたのでインプレしたいと思います。

OGK KABUTO AERO-R2 は良い!
ヘルメットを買った理由は安全
今回ヘルメットを新調した一番の理由。改めて「安全第一」のため。
富士ヒルは、たくさんのサイクリストが一斉に走ります。どんなに気をつけていても、何が起こるかわからないのがロードレース。選抜のパレード区間ですら正直怖い走りする人がちらほら。
自分の身を守る最後の砦であるヘルメット。R1は気に入っているけど経年劣化を考えて新調しました。
使用推奨期限(どこのメーカーも3年くらいでしょうか?)がありますし、一度でも衝撃を受けたものは性能が落ちると言われています。私のR1も、もう十分活躍してくれました。
「機材ドーピング」なんて言ってますけど、安全への投資は決して惜しんではいけない!そう思って、今回の購入を決意した次第です。
(新しい機材が欲しい!という気持ちがゼロだったとは言えないです…笑)
というわけで、改めてご紹介!
R1を使っていた時、これ以上はないと思っていました
正直に告白します。
R1を初めて手にした時、「ヘルメットって、ここまで進化したのか…」と衝撃を受けました。
軽さ、フィット感、空力性能、そして何よりマグネット式のバイザー!
「もう、これ以上のヘルメットなんて出てこないだろうな」と、本気で思っていたんです。
デザインも個人的には気に入っていたし、何の不満もありませんでした。むしろ、最高の相棒だと信じて疑いませんでした。(エアロ系のヘルメットの中だと至高では?)
R2が出た時、これ以上とはいったい!?と正直気になってました。
さらに軽い?
重量は前作より上がっています。
ただ、被った時に重さを感じるかと言われたらそうでもないです。
ぶっちゃけて言うと、下記に記載するつけ心地が良かったのか
軽く感じました(剛性とかよくわからない鈍感さんですorz)
とはいえ、R1のエアロカバーをつけた状態で比較するとR2の方が軽いはず。
むしろ、数十グラムの差が気にならないほどその他の改善点が高いです。
つけ心地が上がっている気がする
被ってみてよかったのがつけ心地。
「なんか…包み込まれる感じがある?」
R1もフィット感は抜群でしたが、R2はさらに進化しているように感じます。
特に、BOA®フィットシステム!これがまた良い仕事をしてくれるんです。ダイヤルをカリカリっと回すだけで、頭全体を均一に、そして絶妙な力加減で締め付けてくれます。
R1のアジャスターも良かったですが、R2の「面で支える」感じはさらにうえかもです。
グラつきが全くなく、それでいて締め付けられるような不快感もない。
重さ叱りR2のつけ心地も長時間のライド、特に路面からの振動を受け続けるヒルクライムでは、大きなアドバンテージになるかもです。
そして、このつけ心地は一度R2にしたらR1に戻れないかも。
エアロ性能と通気性のバランスが進化
R2は、AERO-R(エアロ-R)シリーズの名前の通り、空力性能を重視したモデルです。
R1も空力は良かったんですが、R2はさらにその点を突き詰めつつ、弱点だった通気性を改善してきた印象です。
エアロヘルメットって、どうしても通気孔が少なくて、夏場やヒルクライムでは頭が蒸れやすいのが悩みどころでしたよね。
R2は、ヘルメット内部のエアトンネル(空気の通り道)が最適化されています。
かといって、エアロ性能を犠牲にしているわけではない。この**「エアロ」と「通気」という相反する要素を、高い次元でバランスさせている**のがR2のすごいところ。
夏場トレーニングにおいてはヘルメット内のエアパスプレートを抜くと通気性があがるのが良いですね。

撥水機能・消臭機能
これはR1も一緒なのか覚えてないけどインナーパッドには、撥水機能と消臭機能があるとのことです。
撥水機能は、汗がパッドに染み込みにくくなるので、汗冷えを防いだり、パッド自体の寿命を延ばす効果が期待できます。夏場のライドや、突然の雨でも快適さを保ってくれそうですね。
ヘルメットって、どうしても汗臭くなりがちですからね…。消臭機能があれば精神衛生上良いですね。
これらの機能は、実際に使い込んでみないと真価はわかりませんが、嬉しいアップデートです。


マグネット式バイザーは相変わらず良い(富士ヒルで力を発揮してくれそう)
そして、私がR1を愛用していた理由の一つ、マグネット式バイザー。
これがR2でも継続採用されているのは、本当に嬉しいポイントです。
このバイザーは色々優秀です。
- メガネの上からでも干渉しない
- 着脱がマグネットで超簡単(使わないときは逆向きにつけておける)
- 風の巻き込みが少ない
- 視界が広い
- 雨や虫から目を守ってくれる
などなど、メリットがあります。
特に富士ヒルでは、天候が変わりやすかったり、トンネルがあったりしますよね。
エアロ性能が高いバイザーはそんなヒルクライムでもありがたいですね。

コスパ最強?
上位グレードのヘルメットは2万後半から3万円台のイメージです。
先代のR1もコスパ高かったですが、R2もこの時代ネット通販で2万切りは良心的ですね。

配送もAmazonだと翌日でした。

ヘルメットはサイズ重要なので不安ならショップがおススメです。
私は普段お世話になってるのもあって、
WAVE BIKES岡山店で購入しました。とても良い店ですよ(^^)
R1とR2スペック比較表
スペック項目 | OGK KABUTO AERO-R1 | OGK KABUTO AERO-R2 | 備考 |
---|---|---|---|
重量 (S/M) | 約205g | 約245g | +40g 重量増 |
重量 (L/XL) | 約235g | 約270g | +35g 重量増 |
アジャスター | XF-7アジャスター | BOA® KBF-2アジャスター | フィット感向上 |
インナーパッド | ノーマル/A.I.ネット | 撥水・消臭パッド (COOLMAX®) | 機能性向上 |
バイザー | AR-3シールド | AR-5シールド | 形状・性能見直し |
JCF公認 | ○ | ○ | 変更なし |
まとめ
R2は実際に被ってみると、その卓越したフィット感のおかげで重さを感じにくく、むしろ頭部との一体感が高まっているようにさえ感じます。
安全性を第一に考えつつ、快適性やパフォーマンスも妥協したくない。そんなライダーにとって、R2は多少の重量増という点を差し引いても、良きヘルメットだと思います。
この新しい相棒と共に、富士ヒル本番を全力で駆け抜けたいと思います。
実際に富士ヒルで使ってみた感想や、長期間使用してみてのインプレッションは、また改めてブログで良い結果と共に報告できたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
