室内トレーニングで見落としがちな耳の健康について考えてみました

全世界の狭い場所でローラー回してる皆様、 そして密閉シートで囲われた自転車置き場でトレーニングしてる同志たちよ!
私です。まだ耳は無事です(今のところは)。
自転車と関係ないポッドキャストで、
夏場のイヤホンは長時間つけると危険!という放送を聴きました。
その時ふと思った事は、
「私、一般の人よりめっちゃ危険な状況じゃないか!?」
そんなわけで、今回は私みたいな環境でトレーニングしてる人が
将来的に陥る可能性がある耳の病気についての記事になります。
室内トレーニングと耳の健康の関係
室内でトレーニングしていると、どうしても汗をたくさんかきますよね。特に換気が十分でない環境だと、湿度も高くなりがちです。そんな中でイヤホンを長時間つけていると、耳の中も湿った状態が続いてしまいます。
実は、この「高温多湿」と「密閉状態」の組み合わせが、耳にとってあまり良くない環境を作ってしまうんです。普段は気にならないかもしれませんが、長期的に続けていると思わぬトラブルにつながる可能性があるそうです。
知っておきたい耳の病気
調べてみると、いくつか気をつけたい病気があることがわかりました。怖がらせるつもりはないのですが、知識として持っておくと予防に役立つと思うので、簡単に紹介させてください。
外耳道真菌症(がいじどうしんきんしょう)
耳の中にカビが発生してしまう病気です。湿度の高い環境が長時間続くと起こりやすくなります。最初はかゆみから始まることが多く、放置すると耳だれや聴力低下につながることもあるそうです。
外耳道炎(がいじどうえん)
「スイマーズイヤー」とも呼ばれ、水泳選手によく見られる病気ですが、汗で耳の中が湿った状態が続く場合も注意が必要です。耳の痛みや腫れ、ひどい場合は一時的に聞こえにくくなることもあります。
耳垢栓塞(じこうせんそく)
イヤホンの使用により、耳垢が奥に押し込まれて詰まってしまう状態です。耳が詰まった感じや、聞こえにくさを感じることがあります。
接触性皮膚炎
イヤホンの素材や汗によるアレルギー反応です。かゆみや赤み、場合によっては水ぶくれができることもあります。
上記、発症率が高いわけではないそうですが、
少し気をとめておくといいかもしれません。
ヘビーなトレーニングをしている兄貴は特にですぞw

ここでは画像をのせませんが、外耳道真菌症を画像検索すると恐ろしくかんじるかもしれません、、、
今日から始められる予防対策
では、具体的にどんな対策ができるか下記に書き出してみました。無理なく続けられそうなものから始めてみてはいかがでしょうか。
トレーニング中の工夫
30分ルールを取り入れてみる
30分ごとにイヤホンを外すだけでも効果的だそうです。
環境を少し改善する
- 扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる
- 可能なら窓を少し開けて換気する
- 除湿機があれば使ってみる
部屋の湿度や空気も大事なようです。壁にカビが生える環境は、耳にカビが生える可能性もあるかもしれません。

自転車小屋に大型の除湿器おいてみようかしらw
イヤホンの選び方と使い方
通気性の良いタイプを検討
- 開放型ヘッドホン
- 骨伝導イヤホン
- 片耳ずつ交互に使う方法
完全に密閉するタイプより、少し音が漏れても通気性を優先した方が耳には優しいようです。
清潔に保つ習慣
使用後にアルコールティッシュで軽く拭くだけでも、衛生面で大きな違いがあります。週に一度はしっかりお手入れする時間を作ってみてください。
日常的なケア
トレーニング後のケアも大切です:
- シャワーの時に耳周りも優しく洗う
- タオルで水分を拭き取る(綿棒の使いすぎは避ける)
- 違和感を感じたら早めに耳鼻科へ
楽しく安全にトレーニングを続けるために
室内トレーニングは天候に左右されず、自分のペースで続けられる素晴らしい運動習慣です。だからこそ、長く楽しく続けるために、耳の健康にも少し気を配ってみませんか。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、習慣になってしまえば苦になりません。私も今日から30分ルールを始めてみようと思います。
もし既に耳に違和感を感じている方は、無理せず一度耳鼻科で相談してみてくださいね。早めの対処が大切ですから。
まとめ
室内トレーニングを楽しむ仲間として、お互いに健康に気をつけながら続けていけたらいいですね。今回の情報が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
皆さんの快適なトレーニングライフを心から応援しています!