2025年からZRLのルールが変わったので解説します|おがくずブログ【ロードバイクのブログ】
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2025年からZRLのルールが変わったので解説します

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全世界のZRL中毒者の皆様お待たせしました。

2025/26シーズンのZRL(Zwift Racing League)、割とルールが変わってるじゃないですか!!

今回は16回目のシーズンとなるZRLですが、ZwiftとWTRLが毎年構造を変更して、できるだけ多くのレーサーが参加できるように工夫しているんですよね。

でも正直、変更点多すぎて混乱してる人も多いはず。

少し、この記事では2025年からの主要な変更点を分かりやすく解説していきます!

変更点その1:登録方法が2種類に!

これ、個人的に今回の一番の目玉だと思ってるんですけど、チーム登録時に「Standard Division(通常)」と「Development Division(育成)」の2つから選べるようになりました。

Standard Division(通常ディビジョン)

従来通りのカテゴリー上限まで選手を登録できます。例えばBカテゴリーならzFTP 4.19 W/kgまで。

つまり、今までと同じってことですね。

Development Division(育成ディビジョン)

各カテゴリー内でより低いzFTP上限が設定されています。例えばBカテゴリーだとzFTP 3.79 W/kgまで。

カテゴリー上限ギリギリのモンスター軍団に蹴散らされてきた中堅チームにとって、ようやく公平に戦えるディビジョンができたってことでしょうか?

パワー上限の高い選手たちに圧倒されることなく、中堅パワーのチームでも競争力を保てるようになったわけです。

変更点その2:カテゴリー名称がシンプルに!

リーグの名称が地理的な名称から色ベースに変更されました。

  • APAC → Blue系の色(navy、tealなど)
  • EMEA East → Green系の色(green、sageなど)
  • EMEA West → Red系の色
  • Americas → Yellow系の色

「Open EMEA-W Southern (West) Division B2」みたいな長い名前から「Red League B2」みたいなシンプルな名前になるってことですね。

ちなみに、カテゴリー自体(A/B/C/D)は従来通りPace Group Categoriesで変わりません

変更点その3:ポイントシステムと昇格降格の廃止

ここも大きく変わりました!

ラウンド構成の変更

従来の「3ラウンド+ファイナル」から「4つの独立したラウンド」に変更され、ファイナルがなくなりました。

  • ラウンド1:9月16日〜10月7日(4週間
  • ラウンド2:11月4日〜12月9日(6週間
  • ラウンド3:1月6日〜2月10日(6週間
  • ラウンド4:4月7日〜28日(4週間

昇格降格の廃止

ラウンド間での昇格降格が完全になくなりました。

あさると君
あさると君

過去の昇格制知らなかったっすw

各ラウンド後に優勝チームが決まり、次のラウンド開始前にWTRLのランキングアルゴリズム(Zwift Racing Scoreなど複数の要素を考慮)でチームが再シードされます。

昇格降格システムって、実はあまり機能してなかったようです。

変更点その4:各ラウンドにテーマ登場

各ラウンドにテーマが設定され、それに合わせたコースが選ばれるようになりました。

  • ラウンド1:Coast Clash(海岸対決)
  • ラウンド2:City Showdown(都市決戦)
  • ラウンド3:Redline Rally(レッドラインラリー)
  • ラウンド4:Legends Route(レジェンドルート)

変更点その5:バイクアップグレード解禁!

全レースでバイクアップグレードが有効になりました!

これは賛否両論ありますね、、、

夏の間にせっせとTTフレームのアップグレードを進めてた人は有利になるし、 やってない人は不利になる。

とはいえ、Zwiftがバイクアップグレードをシステムに組み込んでいる以上、最も人気のあるレースシリーズでそれを活用するのは理にかなっているという海外の意見もあるようです。

変更点その6:レース時間の最適化

C/Dカテゴリーは40分、A/Bカテゴリーは1時間を目標としたレース時間に戻りました。

その他の注目点

Find Your Crewツール

チームを見つけやすくする「Find Your Crew」ツールが導入予定だそうです。

ステアリング/ブレーキング

ステアリング/ブレーキングは引き続き無効ですが、ラウンド2と3でステアリング/ブレーキングリーグが開催予定とのこと。

アメリカ、カナダ、EUのZwifterのほとんどがステアリング/ブレーキング機器を持ってるらしいです。

チーム登録

チームには最大12名まで登録可能で、各レースには6名まで出場できます。最低4名の登録が必要で、1ラウンドにつき最大2チームまで所属可能です。

今回の変更で国内と海外の反応は?

海外の反応

Zwift Insiderでは、Development Divisionの導入について肯定的な意見が見られました。

「中堅パワーのチームが競争力を持てるようになる」という評価ですね。

また、昇格降格システムの廃止についても、「昇格降格は連続的なシステムではなかったので、アルゴリズムベースの再シード方式の方が良い」という意見がありました。

バイクアップグレードについては賛否両論で、「公平性に欠ける」という意見と「Zwiftのエコシステムの一部なら使うべき」という意見が分かれてます。

大規模チーム(CRYO-GEN、Coalitionなど)は、新しいシステムに適応する準備を進めているようです。

まとめ:とはいえ、辞められない止まらない

結局のところ、ルールがどう変わろうと ZRLは最高のチームレースじゃないですか!

毎週火水曜日、仲間と一緒に戦えるこの興奮。

バイクアップグレード? 今からでも間に合う、、、はず(笑)

さあ、あなたもチームを見つけて 2025/26シーズンのZRLに参戦しましょう!

それでは、また火と水曜日のバトルフィールドで会いましょう!

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いちよう富士ヒルゴールド(年代4位)
こんにちわオガクズです。 育児しながらもゴールドを取る事が出来ました。 その経験を活かし、 役立つ面白ろブログを紹介します。
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