【永遠の論争(仮)】自転車通勤と車通勤、実際どっちがお得なの問題を本気で計算してみた|おがくずブログ【ロードバイクのブログ】

【永遠の論争(仮)】自転車通勤と車通勤、実際どっちがお得なの問題を本気で計算してみた

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全世界の「自転車通勤してるけど本当に節約になってんのかな?」と 夜な夜な悶々としてる皆様お待たせしました。

*私です

今回は誰もが一度は気になったことあるであろう、 自転車通勤 vs 車通勤のコスト対決を ガチの数値で検証していきます。

「いやー自転車は燃料代タダだから最強っしょ!」

って思ってるそこのアナタ。

甘い。甘すぎる。

人間、漕いだら腹が減るんですよ。 つまり燃費(食費)がかかるわけです。

さらに最近のハイブリッドやEVが優秀すぎて、 「あれ?自転車負けてね?」みたいな説もチラホラ。

そんなわけで、政府統計やらメーカー公式データやらを 引っ張り出してきて真面目に計算してみました。

あさると君
あさると君

優秀な秘書(AIの)がねw

結論から言うと条件次第でどっちも正解なんですけど、 そこに至るまでの過程が面白いので最後まで読んでね!

*数値間違っててもクレームは受け付けませぬw


*ガソリン代はいらないけど

まず車通勤組の宿敵、ガソリン代から見ていきましょう。

2025年11月現在、レギュラーガソリンの全国平均価格は169.8円/L。 政府の補助金(15円/L)が入ってこの値段です。

で、実際の燃費なんですけど、 カタログ燃費と実燃費には15〜30%の乖離があるんですよね。

これ、e燃費とかの実測データ見ると結構シビアで。

車種カタログ燃費実燃費1kmあたり
スズキ アルト27.7 km/L22 km/L7.7円
N-BOX21.6 km/L17 km/L10.0円
コンパクトカー19〜21 km/L15 km/L11.3円
普通のセダン14〜16 km/L12 km/L14.2円

軽自動車でも1km走るのに約8〜10円かかるわけです。

片道10km通勤だと往復20km。 月20日出勤で400km。

月3,200〜4,000円がガソリン代だけで飛んでいく計算になります。

「なに?自転車なら0円じゃん!勝ち確!」

って思いました?


*食費という燃費はかかる

ここからが本題です。

自転車ってタダで走れると思いがちなんですけど、 人間という名のエンジンを動かすにはカロリーが必要なんですよ。

厚生労働省の「身体活動のメッツ表」によると、 時速20kmで自転車漕ぐと1kmあたり約25kcal消費します。

*体重60kgの場合ね

つまり片道10kmの通勤で往復すると、 約500kcalが消えていくわけです。

あさると君
あさると君

ガチ勢補正は入っていません(笑)

これ、ご飯だと普通盛り約1.6杯分。 バナナなら5本。 うまい棒なら…えーと、1本約30kcalだから約17本分

で、このカロリーを食費に換算すると?

米とかパスタとか安い食材で補給すれば1kcalあたり約0.1〜0.2円

片道距離往復消費カロリー食費(安め)食費(高め)
5km252 kcal25円50円
10km504 kcal50円100円
20km1,008 kcal100円200円

片道10kmの通勤で、食費換算1日50〜100円。 月20日で1,000〜2,000円

「あれ?思ったより安くね?」

そうなんですよ。

ガソリン車の月3,200〜4,000円に対して、自転車は1,000〜2,000円。

まだ自転車の勝ちです。

でもここで終わらないのが今回の記事。


*距離によってどのくらい変わる?

距離別に整理してみましょう。 月20日通勤を想定してます。

片道5km(近所のコンビニ感覚)

交通手段月間コスト
普通自転車(食費)500〜1,000円
軽自動車1,800円
普通車2,400円

自転車の圧勝。てか片道5kmなら絶対自転車でしょ。

片道10km(ちょうどいいトレーニング距離)

交通手段月間コスト
普通自転車(食費)1,000〜2,000円
軽自動車3,600円
普通車4,800円

まだ自転車の勝ち。年間で約2〜3万円の差がつきます。

片道20km(ガチ勢の領域)

交通手段月間コスト
普通自転車(食費)2,000〜4,000円
軽自動車7,200円
普通車9,600円

年間で約4〜7万円の差。

ここまでくると「自転車最強じゃん!」ってなりそうなんですけど、 ここで刺客が登場します。


*ハイブリッドやEVだと負けちゃうかも

はい、来ました。 トヨタのハイブリッド軍団とか日産のEVとか。

まずハイブリッド。 e燃費アワード2023-2024で4年連続1位のヤリスHV。 実燃費27.7km/Lという化け物スペック。

1kmあたりのコスト、なんと約6.1円

「えっ、軽自動車より安いやん」

そうなんですよ。最新のHVヤバいんですよ。

で、さらにヤバいのがEV。

日産サクラを自宅で深夜充電した場合、 1kmあたりのコストは…

約2.9円。

ちょっと待って。

自転車の食費換算(2.5〜5円/km)と同レベルじゃん。

交通手段1kmあたりコスト
普通自転車(食費)2.5〜5円
EV(深夜充電)2.9円
EV(通常充電)4.4円
ヤリスHV6.1円
軽自動車9円
普通車12円

マジか…

EVの深夜充電、自転車とほぼ互角説。

ただし注意点があって、 外で急速充電ばっかり使うと7.7円/kmくらいになって HVより高くなっちゃうパターンもあります。

自宅充電環境があるかどうかで全然変わってくるんですよね。


*案外電動自転車最高?

「じゃあ電動アシスト自転車はどうなの?」

って思いますよね。

パナソニックの公式データによると、 電動自転車の充電1回の電気代は8〜21円。 16.0Ahバッテリーで約60km走れます。

つまり1kmあたりの電気代は…

約0.2円。

安っ!!!

これだけ見ると最強に見えるんですけど、 落とし穴があるんですよ。

バッテリー交換費用。

3〜4年で寿命がきて、交換に3〜5万円かかります。 これを1kmあたりに換算すると約0.9円。

さらに本体代。 15万円の電動自転車を8年使ったとして、 償却費が1kmあたり約6.3円。

全部合わせると…

コスト項目1kmあたり
電気代0.2円
バッテリー償却0.9円
メンテナンス3.3円
本体償却6.3円
合計約11円

「あれ?普通のガソリン車と変わらなくね?」

そうなんです。 電動自転車、本体込みで考えるとそこまで安くない。

ただし!

本体を10年以上使ったり、中古で買ったりすれば この償却費は大幅に下がります。

電気代だけで見れば0.2円/kmは圧倒的最安なので、 長く使えば使うほどお得になる計算ですね。


オイル交換やチェーン交換は含めてないよ

今回、オイル交換やチェーン交換は含めていません。タイヤ、車検、その他諸々計算いれると収拾がつかない〜(笑)

いや、そもそも上記の計算もあくまで机上の話ですねw

まとめ:結局どれが正解なの?

長々と計算してきましたが、まとめるとこうなります。

【ランニングコストだけなら普通自転車が最安】

食費換算で1kmあたり2.5〜5円。 電気代もバッテリー代も本体償却もなし。 ただし体力と時間は消費する。

【EVの深夜充電は想像以上に安い】

1kmあたり約3円はHVの半分以下。 自宅充電環境があれば長距離でも最強クラス。 ただし急速充電メインだとHVより高くなることも。

【電動自転車は本体代がネック】

電気代0.2円/kmは最安だけど、 本体込みだと11円/kmでHVと同等。 長く使えば使うほどコスパ良くなる。

【普通のガソリン車は…うん、まあ…】

片道10km以上の通勤なら、 年間3〜5万円くらい他の選択肢より高くつく計算。 でも雨の日も暑い日も快適なのは間違いない。


最後に

ここまで読んでくれた方、お疲れ様です。

コストだけで通勤手段を選ぶ人はあんまりいないと思うんですよね。

「朝からいい運動になる」とか 「渋滞ストレスから解放される」とか 「単純に自転車乗るのが楽しい」とか

そういうプライスレスな価値があるから みんな自転車通勤してるわけじゃないですか。

私も正直、コスト計算とか関係なく漕ぎたいから漕いでます。(ご飯が美味いは正義w)

でも、たまには「ちゃんと節約になってるんだよ」って 数字で示せると気持ちいいよねってことで、 今回の記事を書いてみました。(家庭平和の稟議も通りやすい?w)

HVやEVに燃費で負けそうになっても、 Vo2maxは鍛えられるから実質勝ちってことで。

それでは皆様、良い自転車ライフを!


*今回の数値は資源エネルギー庁、国土交通省、厚生労働省、各メーカー公式データを参照しています。 *カロリー消費は個人差±20%程度あります。 *ガソリン価格は2025年11月時点。補助金の継続次第で変動します。

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いちよう富士ヒルゴールド(年代4位)
こんにちわオガクズです。 育児しながらもゴールドを取る事が出来ました。 その経験を活かし、 役立つ面白ろブログを紹介します。
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