【Zwiftの新ツール】AIが作るパーソナル練習メニュー「ZwiftFit」を試す!|おがくずブログ【ロードバイクのブログ】
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【Zwiftの新ツール】AIが作るパーソナル練習メニュー「ZwiftFit」を試す!

おがくず
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まいどです!おがくずです。

皆さんはZwiftでのトレーニング、どのように組み立てていますか?

Zwiftには膨大な数のワークアウトプランがあり、それ自体が非常に優れているのは言うまでもありません。しかし、「今日は疲労が溜まっているから少し強度を落としたいな」とか、「次のレースに向けて、特定の能力だけをピンポイントで強化したい」といった、その日その時のコンディションや目的に100%合致するメニューを探すのは、意外と難しいと感じることはないでしょうか。

トレーニングのマンネリ化を防ぎ、常に最適な刺激を身体に与えたい。そんなサイクリストの尽きない探求心に応えてくれる、、、、かもしれない新しいツールが登場しました。

その名も「ZwiftFit」。AIを活用し、ユーザーのためだけのパーソナライズされたワークアウトを生成してくれるWebサービスです。

まだ登場したばかりのこのサービス、一体どんなものなのか。実際にアカウントを作成し、ワークアウトを一つ作ってもらったので、その使用感と今後の可能性についてレポートします。

AI搭載の「ZwiftFit」とは?

「ZwiftFit」は、2025年6月に公開された、AIによるZwiftワークアウト生成ツールです。驚くべきことに、この革新的なサービスは企業ではなく、一人の個人開発者(そして10年来のZwifter)によって作られました。個人の情熱から生まれたツールだと思うと、それだけで期待感が高まります。

あさると君
あさると君

ZWIFT INSIDERの開発者ポールさんのコメント応対に情熱を感じるのは私だけ?(まさか、あの対応がAIはないはずw)

このサービスの核心は、ユーザーが入力する情報に基づいて、AIがオーダーメイドのワークアウト(ZWOファイル)をその場で生成してくれる点にあります。FTPや年齢といった基本情報に加え、その日の体調や具体的なトレーニング目標を伝えることで、AIがそれを解釈し、最適な練習メニューを提案してくれます。

設定画面で目標や自身の弱みを入力できます。

アカウント登録は簡単。無料クレジットで試用可能

利用するには、まずアカウントの作成が必要です。公式サイト(https://zwiftfit.com/)から氏名、メールアドレス、パスワードなどを入力します。

登録後、認証メールが届くので、メール内のリンクをクリックして認証を完了させましょう。

こんな感じのメールが来ます

認証が完了すると、ワークアウト生成に使える30クレジットが無料で付与されます。

さらに、特定の条件(クイック/カスタムワークアウトの作成、ファイルのダウンロード)を満たすと、追加で30クレジットがもらえるようです。まずはこの無料クレジット分で、AIの性能をじっくり試すことができそうです。

注意

(※2025年6月現在、クレジットの追加購入は米国在住者に限定されています。日本からの利用者は、まずこの無料クレジットを有効活用したいところです。)

【実践】AIに「富士ヒルクライム対策」ワークアウトをオーダー

さて、いよいよAIにワークアウトを作ってもらいます。

今回は簡単に作成できる「クイックワークアウト」から「クライミングチャレンジ」を選択して作成します。

数秒後、AIが提案してきたのがこちらのメニューです。

「Fuji Hill Climb Attack Simulation」

目標に富士ヒルクライムと書いたから名前がこうなったのかな>そして、その中身は。

  • トレーニング時間: 1時間39分
  • 獲得SP (負荷指数): 101

グラフを見ると、ワークアウトの大半はZ3(テンポ)~Z4(SST)で構成されており、ヒルクライムのベース的な内容です。

とはいえ、少しアタックがあったりしますね。
目標を「富士ヒル優勝」と書いたからかな(笑)

あさると君
あさると君

アップとクールダウンのぞいて良い時間攻めてますねw

作成したデータはダウンロードしてZWIFTへ

作成したデータは手動で移す必要があります。
移し終えるとZWIFTびカスタムワークアウトに表示されます。

詳しいデータの移し方は下記の記事を参考にしていただければ幸いです。

あさると君
あさると君

ふと思ったけど、Fitファイルなら他のサイクリングアプリでもできる?

今後の可能性とAIの学習への期待

今回は一度試しただけですが、この「ZwiftFit」何度か使ってみると価値が高くなるかもしれません。

今回のようなレース対策はもちろんですが、「昨日の高強度練で疲労困憊だけど、脚を軽く回して回復を促したい」とか、「今日は30分しか時間がないけど、とにかくVO2Maxに絞って追い込みたい」といった、日々の細かなコンディションや制約に合わせたメニューをどう提案してくれるのか。これから色々なシチュエーションで試していくのが非常に楽しみです。
*クレジットを購入できるならw

ZwiftFitの現時点でのメリットと注意点

メリット

  • トレーニングのマンネリ化防止に有効: 常に新しい刺激を求めるサイクリストにとって、強力な武器になります。
  • 高いパーソナライズ性: 目標や体調に合わせて、ピンポイントな練習メニューが手に入ります。
  • クレジット制の手軽さ: サブスクリプションではないため、使いたい時だけ利用できる柔軟性があります。*日本はまだ

注意点

  • クレジット購入がUS限定(2025/6現在): 日本からの本格利用には、この点の解消が待たれます。
  • データは手動入力: Zwiftアカウントとの自動連携機能はないため、FTPや体重などのプロファイル情報は自分で正確に入力・更新する必要があります。

まとめ

「ZwiftFit」は、私たちのZwiftトレーニングに新たな風を吹き込んでくれる、興味深いツールです。

まだ登場したばかりで、特にクレジット購入の面など発展途上の部分はありますが、その核となる「AIによるパーソナライズされたワークアウト生成」という機能には、計り知れない可能性を感じます。

まずは無料クレジットの範囲で、AIとの”対話(筋肉との?w)”を楽しんでみてはいかがでしょうか。自分のトレーニング課題をAIに相談してみると、思わぬ発見や、これまで試したことのないような効果的な練習メニューに出会えるかもしれません。

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いちよう富士ヒルゴールド(年代4位)
こんにちわオガクズです。 育児しながらもゴールドを取る事が出来ました。 その経験を活かし、 役立つ面白ろブログを紹介します。
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