ロードバイク冬は消費カロリーが高いからダイエットに向いている?
寒い冬が近づいてきましたね。
冬よカモンベイビー!ミトコンドリアよ震えてまて!
そう、寒いと消費カロリーが増える季節です。
その理由の一つにはFGF21というホルモンが上げられます。
合わせてほんとにダイエットに向いているかと言われたら、
どうでしょうか?
冬はなんで消化カロリーが増えるの?
冬はハンガーノックになりやすいということは?
冬に外でライドをするといつもよりお腹がすきませんか?
それは、気温の低下によるカロリー燃焼効率UPが考えられます。
つまり、同じ運動でも消費カロリーが高くなっているということですね。
脂肪の燃焼効率が高い?
冬場燃焼効率が高い理由は色々あると思います。
その一つにFGF21というホルモンがあります。
FGF21は約約16度から14度を下回ると発動し、
脂肪を燃焼させる褐色細胞を増殖させます。
なので、冬になるほど身体は燃焼効率があがります。
「寒いときは、まず褐色脂肪が活性化します。褐色脂肪はエネルギーを燃焼し、身を守るために熱を放出するからです。エネルギーが不足すると、筋肉が機械的に収縮、つまり震えて熱を発生させます。しかし、このプロセスで筋肉と脂肪がどのように伝達するかはわかっていませんでした」
「そこで、ボランティアを18度から12度まで徐々に寒さにさらし、震えるまで待ちました。血液サンプルを採取してホルモン濃度を測定し、筋肉の電気活動を感知する特殊な装置を皮膚に取り付けて震えを検出しました。」
「被験者は、個人差はあるものの、約16度から14度震え始めました。」
「私たちは、寒さによって刺激される2つのホルモン、イリシンとFGF21を特定しました。これらはそれぞれ、震える筋肉と褐色脂肪から放出されます。これらのホルモンは、実験室で人間の白色脂肪細胞のエネルギー燃焼率を上昇させ、処理された脂肪細胞は熱を放出し始めました。これは褐色脂肪機能の特徴です。」
恒常性が働く
ちなみに、飢餓状態ということは身体がエネルギーを求めています。
それが長期間続くと省エネモードになるので、
冬場消費カロリーが高いからといって無理に食べないようにすると、
太りやすい身体になるので注意しましょう。
ロードバイクで冬の消費カロリーを上げるポイントと注意点
強度はあげずらい
ただ、冬のライドは強度を上げづらいですよね。
冬の寒い時期にヒルクライムをしてもタイムは出しづらいと思います。
ウエアや気圧の問題もあるので一概に言えませんが、
強度を上げて消費カロリーを増やすのは難しいかもしれません。
なので、カロリーだけの観点なら
ベースライドで淡々と実走が一番かもしれません。
屋内のローラーや激しいZWIFTは別問題よw
体重は落ちてないけど
冬場は太りやすいです。ただし、勘違いしてはいけない点があります。
- 秋冬の食材は穀物が多いので太りやすい
- シーズンオフなので食べ過ぎる
- 汗をかきづらい
上記で見過ごしがちな点は②と③に隠れています。
まず③は寒いので汗をかきづらいから水分が溜まりやすいです。合わせて塩分も排出されにくいので、むくんで体重は多くなります。
同様に②も食べすぎると塩分過多になりやすいです。野菜中心なら話は別ですが、
シーズンオフ羽目を外した料理は塩分が多いはずです。
怪我に注意しよう
冬は怪我をしやすいシーズンです。
関節は寒い日に急激な運動で痛めます。ウオームアップはしっかりと行いましょう。
ストレッチも動的なストレッチがおすすめです。
伸ばすより徐々に動かして温めましょう。
とはいえインターバルトレーニングすると身体温まるよね
少し、本編とは関係ないですが
HIITやタバタ、高強度な運動をすると日中身体がポカポカします。
Pgca-1という転写因が発動すると身体が活性化して、
運動後しばらく身体が温まります。冷え性のかたはオススメですよ。
ちなみに、FGF21同様寒い環境でも発動します。