【高カカオチョコレートのススメ】パフォーマンス向上・ダイエットに食べてみない?
筆者、最近よく高カカオチョコレートを食べています。
理由は、
- 難消化性デキストリン並みの血糖値安定効果
- 優れた抗酸化作用
- 携帯性抜群・コスパも高い
結論、健康意識の高い方やアスリートは試してみる価値があります。
詳しく解説していきます。
高カカオチョコをオススメの理由
血糖値をゆるやかにする
血糖値が急激に上がる生活は血管や肝臓へのダメージも大きく、糖尿病のリスクも高いと言われています。
高カカオチョコを食べると急激な上昇を抑える事ができます。
その効果は難消化性デキストリンにも匹敵するかもしれません。
血糖値の上昇は体質や環境・運動によって変わります。
個人的に難消化デキストリンに匹敵したと書きましたが、人によって差異はあると思います。
因みに私が食べているチョコはコチラの大東カカオの製品になります。
チョコと言うよりカカオです。
値段も1kg2000円近くとコスパも高いです。
下記、超早朝ローディー、コーヤマさんの記事でも取り上げられていますが、
味は食べやすいのが特徴です。
難消化性デキストリンは、「特定保健用食品のからだすこやか茶W」等に含まれる成分です。
食後の睡魔を防ぐ
食前と食間に食べれば
食後の血糖値を抑えられるので、食後の眠気を抑えられるかもしれません。
昼食後に急激な眠気を感じる方は試してみる価値があります。
抗酸化力がすごい
心臓が強くなる
チョコレートに含まれるカカオフラバノールはアスリートの有益な成分です。
その一つに心臓を強くするというものがあります。
製品中のチョコに4%含まれていれば効果があるかもしれないそうです。
FDA、高フラバノールココアパウダーに含まれるカカオフラバノールと心血管疾患のリスク軽減に関する適格健康強調表示を発表
U.S.FOOD & DRUG より引用
カカオ豆およびカカオ原料のフラバン-3-オール立体化学に対する発酵、乾燥、焙煎、およびオランダの加工の影響
NLM データベースより引用
カカオフラバノールの研究は盛んで効果については、
かなり意見が分かれています。(前提条件でも違いが大きいようです)
下記にたくさんの文献と記事を引用していますが、
全体として効き目ありが優勢な気がします。
自身にあるか、少ないお金で投資できるので試してみる価値がありますよ。
毎日のチョコが運動能力を向上させる
より高い血管拡張は、エピカテキン(カカオフラバノールの成分の一つ)が動脈壁の筋肉を「刺激」して弛緩させることに起因します。その結果、血流が増加し、水泳、サイクリング、ランニング時の筋肉を含むすべての臓器への酸素と栄養素の供給が増加します。
DOES CHOCOLATE ENHANCE PERFORMANCE?
220TRIATHLON より引用
毎日のおやつとしてダークチョコレートを食べると、運動能力が向上する可能性があります
SCIENCEDIARY HPより引用
Vo2maxを向上させる
毎日 40g のダークチョコレート (約 6 個の正方形を含む) を 2 週間摂取すると、2分間のタイムトライアルでの走行距離が 17% 向上し、
VO2max が 6% 向上したという研究結果もあります。
カカオに含まれるエピカテキンとカテキン(ポリフェノールの一種)は、運動中の筋肉への血流を向上させ、心臓の健康に良い影響を与えます。合わせて運動中の脂肪と炭水化物の利用を変化させる可能性があり、これにより持久力が向上する可能性があるようです。
ダークチョコレートの補給は、中強度のサイクリングの酸素コストを削減します
国際スポーツ栄養学会誌 HP より引用
Can chocolate boost your running performance?
https://www.ultraappetites.com.au/post/can-chocolate-boost-your-running-performance
ビーツジュースと同様の効果も?
カカオフラバノールの抗酸化作用はビーツジュースの変わりにもなるようです。
ツール・ド・フランスの選手も飲むとと言われているビーツ。
チョコならお手軽ですね。
脂肪を減らしダイエットに貢献するかも
カカオフラバノールには脂質代謝を促す効果もあるようです。
食べたからといって極端に体重が減るわけではないと思いますが、
少なからず効果はあるかもしれません。
Chronic flavanol-rich cocoa powder supplementation reduces body fat mass in endurance athletes by modifying the follistatin/ myostatin ratio and leptin levels
https://gala.gre.ac.uk/id/eprint/27464/
粉と違って食べやすい
難消化性デキストリンを職場に持って行く場合、筆者はピルケースにサプリと合わせて持ち込んでました。
たくさん人がいる食堂で白い粉をコップに入れるのは、薬の売人としてリスキーです。
筆者はトイレで直のみした際、口からはみ出た白い粉で慌てる姿を同僚にみられました。
それと比べて高カカオチョコはどこでも食べられます。
ラップや小さな袋で持ち運べるので便利です。
デメリットあるの?
高温環境で溶ける
チョコは高温にさらされると当然溶けます。
- 温かい弁当とリュックに入れない
- ポケットに入れないし
- Zwiftしてる人のそばに置かない(
サイクルハウスに入れない)
必ず上記は守って携帯しましょう。
とはいえ猛暑日は溶ける前提で持っていこう。
夜食べる時はカフェインに注意
カカオにはカフェインも入っています。
製造工程で変わってきますがおよそ
高カカオチョコ(カカオマス 70% 50gの場合)…42mg
の、カフェインが入っています。
就寝前や、カフェインを避けている場合気を付けましょう。
高カカオチョコを選ぶ際のポイントや食べ方
食べるタイミングと量は?
食前と食間がよいそうです。
食事の血糖値を抑えてくれます。
食べる量は?
一回5gで十分です。
1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法
著:栗原毅
2時間毎に食べると良い。
カカオの成分は2時間で効果が切れるそうです。
なので間食でちまちま食べるとよいかもしれません。
カカオ成分が高いと腐り辛い?
腐り辛いです。正確にはミルクや生チョコ、その他水分やタンパク質が含まれる成分が多い程腐りやすいです。
なるべくカカオ含有量が高いものを選ぶ
カカオは工程が多いほどカカオフラバノールの損失が大きくなります。
カカオが含有量の多いものほどカカオフラバノールは多くなります。
なるべくブラックチョコレートと言われる
70%以上の高カカオチョコを選びましょう。
非アルカリ性のチョコがベスト
チョコはマイルドにする工程でダッチプロセスという工程を得ます。
抗酸化物質であるカカオフラバノールは酸っぱい酸性。それを重曹等のアルカリ性のものに浸すことで味をマイルドにしています。
浸す時間や工程で損失量は変わります。
カカオ豆およびカカオ原料のフラバン-3-オール立体化学に対する発酵、乾燥、焙煎、およびオランダの加工の影響
NLM データベース より引用
合わせて熱にも弱い
フラバノールはポリフェノールの一種で複数のフェノール構造を持つ化合物の総称です。これらのフェノール構造は化学的に反応しやすい特性を持っています。
フラバノールの化学構造は、熱、酸、酸化剤、光などの環境要因によって変化を起こすため、高温で熱処理をしたチョコは抗酸化作用が薄いのです。
非ダッチ処理及び低温加熱処理のチョコは値段が高めなのも否めません。
一節によると処理の時間によって大きく変わりますが60%近くは失われるそうです。
ミルクチョコや市販のチョコは味を中心にしているので、
損失が多いかもしれませんね。
筆者は損失はある程度受け入れ
て上記で紹介した大東カカオのチョコを食べています。
*上記で紹介しましたがカカオフラバノールの成分が4%残っていれば
効果はあるそうです。
まとめ
高カカオチョコレートはアスリートにとって、優秀な食品です。
- ダイエット
- パフォーマンス向上
- 携帯性とコスパ
あらゆる面で優秀な商品です。
試しに数か月食べてみて効果があれば続けてみてはいかかでしょうか?