【ミソが味噌です】味噌が美味しすぎて腸活が荒ぶる漢の話

はい、タイトルは親父ギャグです(ミソが味噌)。
ペダルを回す脚と同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上に大事な食生活。どうせ食べるなら、美味しくて、しかもパフォーマンスアップにつながるものがいい。いや、むしろ本能は美味しいものを求めてる!
最初は腸活のついでに多めにしていた味噌。
最近は弁当に塩分系調味料を使わず後付けで味噌をつけるスタイルになってしまいました
味噌サイコーーーー!!!
そんなわけで、今回は味噌好きのオソマな私がクソミソに禊ぎを味噌に捧げようと思います。

日本のスーパーフード味噌の実力
発酵によって生まれ変わる
「味噌なんて、ただの味噌汁の素でしょ?」って思ってる人、いるかもしれません。でもね、それは大きな間違いです。味噌は、大豆とか米、麦を麹菌で発酵させた、日本の伝統的なスーパーフードです。
発酵パワーで、原料の栄養が分解されて吸収しやすくなるだけじゃなく、新しい有効成分が生まれます。
- アミノ酸ができる: 筋肉のリカバリーに欠かせないアミノ酸。豆のタンパク質がアミノ酸に分解されるて吸収されやすくなります。
- ビタミン・ミネラル: エネルギー作りを助けるビタミンB群、骨に必要なカルシウム、マグネシウム等々が発酵過程で増える
- 腸活の味方: 乳酸菌とか酵母が味噌によっては生きています(主に生みそ)。

少量しかとらないけど日々食べる分、長期的に差が出るかもと考えています。

味噌の褐色パワー!「メイラード反応」は敵か、味方か?
さて、ここからが今個人的に気になっている味噌の話なんですが、「メイラード反応」って知ってますか?
料理好きとか、ちょっと科学に詳しい人なら聞いたことあるかもです。
糖とアミノ酸(タンパク質とか)が、加熱によって反応して、褐色に色づく化学反応のこと。パンの焼けた耳とか、ステーキの香ばしい焼き色、ホットケーキの色なんかがこれです。
で、このメイラード反応、「焦げ=体に悪い」ってイメージ、結構ありませんか?確かに、高温で加熱しすぎた場合、AGEs(終末糖化産物)っていう老化を促進する物質ができることもあるんで、一概に「良いものだ!」とは言えない側面もあるんです。フライパンで真っ黒焦げになったやつとかは、やっぱり避けたいですよね。
駄菓子菓子!
味噌の場合は少し違うようです。
特に、八丁味噌みたいな色の濃い赤味噌。あれも熟成中にメイラード反応が進んで、あの深い色合いになってるんです。この時にできる褐色の色素「メラノイジン」っていうのが、実は僕たちアスリートにとって、めちゃくちゃありがたい働きをしてくれます。
- ①強力な抗酸化作用で体のサビつき防止!ロードバイクって、長時間走り続けると体の中に「活性酸素」ってのが大量発生しちゃう。これが細胞を傷つけて、疲労の原因になったり、パフォーマンス低下を招いたりする厄介者。でも、味噌のメラノイジンは、この活性酸素を捕まえてくれる抗酸化作用が強い!。
- 腸内の善玉菌のエサになったり、腸内環境を整える手助けをしてくれるんじゃないかっていう研究もあるんです。腸内環境がコンディションに直結すると考えたら見逃せないポイントです。
つまり、一般的にはネガティブなイメージもあるメイラード反応だけど、味噌(特に色の濃い熟成味噌)に関しては、その恩恵の方がずっと大きいようです。

高温調理で焦げた肉やフライドポテトはメイラード反応によるアクリルアミドという成分が発生するようです。
味噌の場合長期熟成による低温調理に近い環境&抗酸化作用によって、ガンの発症リスクはむしろ下がると言われています。
味噌で効果的に「腸活」するには?
「腸を制する者はレースを制す!」は言い過ぎとして、腸内環境がコンディションによる影響は大きいはずです。遠征先で便秘になったり、逆に緩くなったりすると、もう絶望orz
乳酸菌や酵母といった善玉菌が(ちゃんと選べば)生きて腸まで届いて、腸内フローラを整える手助けをしてくれます。しかも、原料由来の食物繊維も摂れるから、お通じ改善も期待できます。
効果的に摂るコツ:
- 味噌汁は火を止める直前に: 熱に弱い菌もいるので、グツグツ煮込むのはNG。
- 生味噌、アリです!: きゅうりにつけたり、ドレッシングにしたり。意外とイケます。私はオートミールも
- 毎日コツコツと: たまにドカ食いするより、毎日少しずつ続けるのが腸活の基本ですな。

結局どの味噌がいいの?パフォーマンス上げる最適解は?
「じゃあ、どの味噌を選べばいいんだよ!」って声が聞こえてきそうですね。正直、「これ一択!」っていうのは難しい。だって、味噌って本当に種類が豊富だし、目的によってベストも変わってくると思うんです。
- エネルギーチャージなら「米味噌」: 糖質がエネルギー源に。優しい甘さも◎。
- 筋肉つけたいなら「豆味噌」: タンパク質リッチ。八丁味噌がよいのかな?
- リカバリー重視なら「赤味噌」: メラノイジンたっぷりです。抗酸化パワーに期待。
- 塩分気になるなら「白味噌(甘口味噌)」: マイルドな塩味。料理にも合わせやすい。
僕のおすすめは、いくつかの味噌をブレンドする「合わせ味噌」。それぞれの良いとこ取りできるし、味に深みも出て美味しいですよ!

塩分コントロールに「白」と「赤(黒)」の使い分けてます
ロードバイク乗りにとって塩分は、敵にも味方にもなりますよね。汗で失うから補給は必須だけど、摂りすぎはむくみやパフォーマンス低下の原因にも。
ここで役立つのが味噌の種類の違い。
- 白味噌(甘口味噌): 塩分控えめ(5~7%くらい)。
- 赤味噌(辛口味噌、豆味噌): 塩分しっかりめ(10~13%くらい)。
普段の食事は白味噌ベースで塩分を抑えつつ、ガッツリ汗をかいたトレーニング後には、塩分補給も兼ねて赤味噌の味噌汁を飲む!のような使い分けもありかもです?
私は、赤味噌ではないけど甘口と辛口をブレンドして、その日の塩分を調整しています。
「麦味噌」と「リーキーガット」
麦みそに関しては、グルテンが含まれるため、
グルテンフリーが気になる方は避けた方がいいのかもしれません。ただ、調べた限りの範囲で麦みそによる症例は聞かないため、試しに初めて見るのもいいかもしれません。
私が麦みその味にゾッコンなのも大きいかもですが^^;
(値段安いし美味い!w)

醤油や塩を「味噌」に置き換えたら、パフォーマンス上がるかも?
冒頭でも書きましたが、最近味噌ばっかりです(笑)
で、味噌を
- 旨味で減塩: 味噌のアミノ酸パワーで、塩分控えめでも味がしっかり決まる可能性あり(後付けで調整時)
- 栄養プラスα: ただの塩味じゃなくて、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、善玉菌までプラスされる
- レシピ無限大: 自分流とは違いますが炒め物、和え物、ディップソース、隠し味に味噌マヨとか最高ですね!
調味料を味噌にシフトすることで、自然と栄養バランスが良くなって、腸も整って、結果的にコンディションが上がり、パフォーマンス向上につながる!という、最高のサイクルが生まれるんじゃないかと期待してますw
まとめ:味噌は、ロードバイク乗りの頼れる相棒だ!
いやー、味噌、すごくないですか?(笑)
ただの調味料だと思ってたら、とんでもないポテンシャルを秘めてます。
栄養補給、疲労回復サポート(抗酸化!)、腸活、塩分コントロール…まさに、僕たちロードバイク乗りの体を内側から支えてくれる「食べるサプリメント」。
いろんな種類を試して、自分に合った「マイベスト味噌」を見つけるのも楽しいはず! 味噌パワーで、もっと速く、もっと遠くへ!一緒に頑張りましょう!