電動自転車バッテリーの寿命とその延ばすコツ

おがくず
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電動アシスト自転車は通勤や通学、お買い物、子供の送迎など、様々な場面で大活躍します。その便利さを支えているのがバッテリーです。しかし、バッテリーには寿命があり、その寿命がどれくらいなのか、また交換するときはバッテリーだけでよいのか、それとも自転車ごと買い替えた方がよいのか、といったことが気になるところです。

バッテリーの寿命とは何か

電動アシスト自転車のバッテリーは、使い続けるうちに劣化して、充電できる容量が減っていきます。バッテリーの寿命とは、充電しても電気容量が十分回復されない状態を指します。具体的には、購入時の約半分しか充電できなくなったときが寿命の目安とされています。

寿命は時間経過と充電回数で決まる

バッテリーの寿命は使用環境に大きく依存しますが、主に時間経過と充電回数で決まります。最新モデルでは3~4年、充電回数で700~900回が目安とされています。使っていなくても時間が経てば劣化が進むため注意が必要です。使用条件が同じなら、大容量タイプの方が充電回数が少なく済むので、寿命は長くなります。

バッテリーの寿命を延ばすコツ

バッテリーの寿命は充電回数だけでなく、使い方や保管の仕方によっても違ってきます。寿命を延ばすためには、できるだけ劣化する条件を避けることがポイントです。

空にしない

リチウムイオン電池は残量が極端に少なくなると電圧が急激に下がる過放電の状態になります。過放電はバッテリーを劣化させる原因のひとつです。寿命を延ばすには、残量を40~60%に維持することがポイントです。スマホの充電の要領と同じだと考えるとわかりやすいでしょう。

乗り方を工夫する

バッテリーの消費を節約することも、寿命を延ばすことにつながります。電動アシスト自転車は、走行中にスイッチを切って乗ることも可能ですので、追い風の時や長い下り坂の時など、モーターのアシストが必要なければスイッチを切ってバッテリーを節約することができます。

タイヤの空気を入れる

タイヤの空気が減っていると、バッテリーが消耗します。また、タイヤの空気圧が低いとパンクのリスクも高まります。タイヤの空気圧を適切に保つことで、バッテリーの消耗を抑えることができます。

保管場所を工夫する

バッテリーは高温と低温のどちらも嫌います。特に高温はバッテリーの劣化を早めるため、夏場の保管は注意が必要です。また、冬場はバッテリーの性能が下がるため、寒い場所での保管は避けるべきです。バッテリーは室内で保管するのが最適です。

バッテリーの交換費用と処分方法

バッテリーの寿命が来たとき、交換費用は一般的に3〜4万円が相場となっています。しかし、この費用はバッテリーの種類や容量、メーカーにより異なるため、具体的な費用は自転車のメーカーや販売店に問い合わせることをおすすめします。

また、バッテリーの交換後の処分については、自転車屋さんに持っていくか、一般社団法人JBRC(小型充電式電池リサイクルセンター)に持っていくことで、無料で回収してくれます。リチウムイオンバッテリーは特殊な処分方法が必要なため、自己処分は避け、専門の機関に任せることが推奨されています。

バッテリーの性能とその影響

電動自転車のバッテリーは、その性能により自転車の性能に大きな影響を与えます。バッテリーの容量が大きいほど、一回の充電で長い距離を走行することが可能です。また、バッテリーの出力が大きいほど、急な坂道でもスムーズに走行することができます。

しかし、バッテリーの性能が高いほど、その重量も増え、自転車の重量が増えるため、バッテリーを選ぶ際には、自分の使用状況に合ったものを選ぶことが重要です。

バッテリーの充電方法とその注意点

電動自転車のバッテリーは、一般的には自宅のコンセントから充電します。充電器をコンセントに差し込み、その充電器をバッテリーに接続することで充電が始まります。

充電中はバッテリーが発熱するため、通気性の良い場所で充電すること、また、充電器やバッテリーの近くに燃えやすいものを置かないことが推奨されています。また、充電は必ず規定の充電器を使用し、他の充電器で充電することは避けるべきです。

バッテリーの取り扱いについて

電動自転車のバッテリーは、取り扱いに注意が必要です。バッテリーは衝撃に弱く、落としたり、強く打ったりすると内部が破損し、性能が低下する可能性があります。また、バッテリーは水に弱いため、雨天時の使用や洗車時にはバッテリーを取り外すことが推奨されています。

まとめ

電動自転車のバッテリー寿命は、使用環境や充電回数、保管状態によります。バッテリーが空になる状態を作らない、消費を節約する、タイヤの空気圧を適切に保つ、高温や低温の場所を避けて保管するなどの方法で、寿命を延ばすことが可能です。

バッテリーの交換費用は一般的に3〜4万円が相場で、交換後の処分は専門の機関に任せることが推奨されています。

バッテリーの性能が高いほど、自転車の重量が増えるため、自分の使用状況に合ったものを選ぶことが重要です。

以上が電動自転車のバッテリー寿命についての情報です。これらのポイントを心に留めて、バッテリーの寿命をできるだけ延ばしましょう。

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いちよう富士ヒルゴールド(年代4位)
こんにちわオガクズです。 育児しながらもゴールドを取る事が出来ました。 その経験を活かし、 役立つ面白ろブログを紹介します。
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