L1回復走について改めて考えてみる
個人的にL1回復走について考える事があります。
案外使い道難しい領域だなと思うんです。
今回うまく結論づけれてないんですが、
記事にしてみました。
L1で悩む理由とは?
改めてL1とは
L1とは一般的に回復走と言われます。
FTP55%以下のパワーになります。
すっごく、ざっくりいう言うなら
「この力ならいつまでも余裕でこげちゃうよ!?」
ってくらい、余裕のパワーです。
FTP5000の人のL1は2750wです。
どのような効果があるの?
回復走と言われてるだけあって、血流循環による回復促進や
リラックス効果があります。もちろんエネルギーも使うのでカロリー消費にもなります。
ただし、この血流改善による回復促進が個人的にひっかかるポイントでもあります。
高強度の翌日、何もしないと不安でダイエットにL1で漕ぐ人も多いのではないかな?
何となく30分くらいやって、大盛のご飯食べたアナタ。私と一緒ですw
イメージはあまり使い道がない?
下記はパワートレーニングバイブルを持ってる人ならよく目にするページじゃないでしょうか?
各ゾーンの生理的適合表になります。
L1だけ全く印がありません。とはいえ無印だから効果が薄いと思っているわけではないので
ご安心を。
素敵な効果だけど
書籍運動の神話ではL1に近い表現でゆるい運動が効果的という表現がされています。
書籍の内容を一部引用すると、デスクワークで身体を動かさないと内臓脂肪が酸化します。
身体を長時間座っている場合心理的社会ストレスによるコルチゾールが発生します。コルチゾールはストレスが発生するとエネルギーを使うため血液に糖や脂肪を送らせ、エネルギー源もとい、食欲を増進させます。
元来サバンナで猛獣に襲われた時に発動するホルモン。ローラーの上ならまだしも、椅子の上でのストレスだと脂肪に変換されるだけ。慢性炎症や脂肪の貯蓄が促されるわけです。
つまり、L1は効果あるということですね。
と、期待させつつ次に移ります。
内蔵は血液の供給に深く関わっています。内蔵脂肪が膨張すると炎症を誘発するサイトカインが滲みだしてきます。(注意:サイトカイン全てが悪ではありません)
朝少しだと意味がない
上記は定期的に行うことで炎症を防ぐ事ができます。
つまり、食後や休憩時間等利用することで炎症を抑えられます。
実際、勤務中にローラー漕げるならまだしも
サラリーマンには厳しそうですね。それなら、他の運動で代用できると思ってしまいますね。
とはいえ、ほぼL1のみ圧倒的時間で強くなったという話も聞きます。
体質やDNAによっても違うので一概に否定できないのが難しいところですね。
L1やるならこうかも?
L1は自身が就いている職に合わせて選ぶのがベストかもしれません。
ざっくり分けてみました。
対象者をわける
肉体労働者や接客系
建設現場や工場身体を動かす仕事、接客で普段歩いている場合、
L1は取り入れる必要はないかもしれません。
デスクワーク
デスクワークの方は一日座りっぱなしになります。
職場だと難しいですがリモートワークなら、
休憩時間や食後にL1走を行うと良いでしょう。
職場なら、昼はウオーキング、
朝晩家でローラーもありかもしれません(通勤スタイルにもよりますが)
個人的にはRopaさんが実践している、
デスク&エアロバイク最強なきがしてます。
最後に
とはいえ、L1ってサイクリングやまったり空や景色を見るには最高の強度ですね。
ストレスを軽減する効果と相まって普段より風や景色がキレイに感じるという恩恵は捨てられません。あと、美味しいもの食べるグルメライド。たくさん食べた後にゆっくり走れば内蔵脂肪もたまりづらいはず。