【趣味を楽しんでる人は愚痴が少ない説】自転車仲間との会話で思う事

ふと気づいたことがあるんです。
会社の飲み会だと、 「上司がさぁ…」「あの案件ほんとキツくて…」 みたいな愚痴が結構出ますよね。
でも自転車仲間と話してる時って、 愚痴ってあんまり出なくないですか?
「この前のライド最高だった」 「あの峠また行きたい」 「新しいホイール気になってて」
なんか前向きな話題が多い気がするんですよね。
これって気のせいなのかな?
(もちろん、好きな仲間だからと言うのもありますよね^^;)
とはいえ、仕事も仲のイイメンバーで集まっても比較すると愚痴が多い?
そんなわけで、今回はそんな記事ですw

といいつつオガクズさん、最近娑婆(リアル世界)に出てないでしょ?と言う突っ込みはなしよw
趣味を持ってる人は幸福度が高いらしい
2023年にNature Medicine(権威ある医学雑誌)に載った研究があります。
16カ国、9万3千人以上を対象にした調査。
結論だけ言うと、
趣味を持ってる人は抑うつ症状が少なく、幸福度が高い。
しかも「趣味やる→幸せになる」という順序が確認されてます。
だから自転車仲間との会話が前向きなのは、 たまたまじゃなくて理由があったんですね。
サイクリストは特にメンタルに良い影響があるみたい
2024年のエジンバラ大学の研究(37万人規模)によると、
自転車通勤者はうつ・不安の薬をもらう確率が15%低い
そうです。
ペダル回してるだけで心が整うなら、 こんなコスパ良い趣味ないですよねw
なんで趣味があると前向きになるの?
いくつか理由があるみたいです。
フロー体験
ヒルクライムで「ゾーンに入った」経験ありませんか?
あの没頭してる状態。
人は何かに夢中になってる時、幸せを感じやすいんですね。
仕事でこの状態になれる人は少ないけど、 趣味だと割と簡単に入れる。
脳内の変化
運動すると脳内でエンドルフィンやセロトニンが出ます。
逆にストレスホルモンは減る。
ライド後にスッキリして、 細かいこと気にならなくなる感覚ってありますよね。
あれがまさにコレ。
共通の話題がある仲間
趣味コミュニティに属してる人は、 そうでない人よりうつ病率が40%低いという研究もあります。
会社の飲み会って、共通点が「同じ会社」だけだったりする。
でも自転車仲間は「好きなこと」が同じ。
そりゃ会話の質も変わりますよね。
野村総研のデータも面白い
国内データも一つ。
野村総合研究所の2023年調査によると、
「推し」を3つ以上持つ人の幸福度は42%
趣味がない人は21%
結構な差があります。
仕事だけの人と、 仕事以外に夢中になれるものがある人。
会話の雰囲気が違うのも納得ですね。
ただし注意点もある
ここまで「趣味最高!」みたいな話でしたが、
家族への配慮は別の話なんですよね。
ネットで見かける声を拾うと、
「趣味を持つ人は楽しいことを見つけるのが上手」
こういうポジティブな声がある一方で、
「遊んでばかりで家の仕事を手伝ってくれない」
「何の相談もなく趣味にお金を使う」
こういう厳しい声もあります。
趣味仲間との時間は楽しいけど、 その分家族との時間が減ってないか。
自分も気をつけないとなぁと思いました。
ロードバイクは特に気をつけたい
正直、ロードバイクって 時間かかる、お金かかる、一人で楽しみがち という特徴がありますよね。
ホイールに20万円とか、 自転車興味ない人からすると理解しづらい。
だからこそ、家族とのコミュニケーションが大事なんだと思います。
両立してる人の工夫
ネットで見つけた工夫をいくつか。
時間面
- 週の予定を家族と共有
- 「土曜は家族、日曜午後は趣味」とルール化
- 早朝練習で家族の時間を確保
お金面
- 高額な買い物は事前相談
- 年間予算を決める
気持ち面
- 感謝を口に出す
- 趣味の楽しさを家族にも共有する
面白いデータがもう一つ
野村総研の同じ調査で、
- 個人の趣味のみ:幸福度30%
- 家族と共有する趣味:幸福度49%
というデータがあります。
趣味は家族関係を良くする可能性もあるし、 やり方によっては摩擦の原因にもなる。
どちらに転ぶかは自分次第ということですね。
まとめ
会社の飲み会より自転車仲間との会話が前向きなのは、 ちゃんと理由がありました。
- フロー体験で幸福感を得やすい
- 運動で脳内物質が整う
- 好きなことで繋がった仲間がいる
サイクリングには抗うつ薬と同等の効果がある という研究すらあるそうです。
すごいですよね。
ただ、趣味に夢中になるあまり 家族との関係がおろそかにならないように。
趣味を楽しみつつ、 家族への感謝も忘れずにいたいですね。

我が家はZWIFTの時間軸が24時間朝なので平和を保ってるかもw







